徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

繭から這い出る

繭

『繭』青山七恵

自責の念にかられながら夫を傷つける妻。甘んじてそれを受ける夫。

不思議ないびつな夫婦の関係。

生き詰まる二人の関係。

自分から繭を破って抜け出さなければ、自分自身が壊れていまう。

最後に救いはあるが・・・・

不可解な夫。

 

 

 

 

美しい時間

 

 

美しい時間 特別書き下ろし小説(ケース入り2分冊)

『美しい時間  冬の花火村上龍

やり残したこととして「奥さんと一緒に冬の花火を見にいってくれないか」という友人の遺言ともいえる手紙を受け取り、妻と久方ぶり旅行に出かけ冬の花火を見る。そして大切な人と美しい時間を持つ。

一瞬で消え去る美しい冬の光。それを共に見ることで一体感が生まれ、同じ感情を共有する。何かを象徴す冬の花火のはかないような煌めき。

文章も硬質で美しい。こんな文章を書く作家だとは・・・・

 

 

さようならの向こう側

さよならの向う側 i love you

さよならの向こう側』清水晴木

死後にもう一度だけ会いたい人に合わせてくれるというさようならの向こう側。

人生の最後に本当の愛を知る。「君の為に生きる」ことが「I love you」なんだと。

そして案内人として生き直す、美しい愛の物語。

それにしても如月さん。包容力があり優しく、大きな愛情の持ち主だ。

 

  

自分の押しポイントがない

只今就活中。こっちの終活もしなければならないのだが。

久方ぶりに履歴書を書き、面接の連絡を頂いた。

悲しいかな。この年になって自分の押しポイントがない。

はて、自分の押し、強みとは・・・・・ 

美しい距離

美しい距離

『美しい距離』山崎ナオコーラ

末期癌で闘病中の妻を時短勤務で看病しながら看取る夫の心模様を描く。

お二人とも粛々としていて、おるがままの命を受け入れる。

夫の妻に対する慈しみの深い愛情の美しさがそこそこにあふれている。

夫の妻、義父母、医師、妻の仕事の関係者など人との距離が美しい。

 

交換日記

 

あの日の交換日記

『あの日の交換日記』辻堂ゆめ

交換日記と先生(恩師)が繋ぐ出会い。

手書きの文章の中には相手への愛が絶対的に存在するのだと

ちりばめられたミステレリーがうまく混ざっている。

ペーパーレスの時代に一文字一文字の大切さを交換日記は伝えている