2025-01-01から1年間の記事一覧
『ぴりりと可楽!』吉森大祐 落語が好きでたまらない粋な芸人魂が描かれている。 親方と弟子、師匠と芸人仲間、男女の愛情など、人との繋がりもうまく取り入れ られており楽しく拝読。 芸人まっしぐらの生き方が熱い!
『教授のお仕事』吉村作治 考古学者の吉村先生が小説をかいているとは知らなかった。 サークルの納会の章で学生が夢を語るシーンが良かった。 それぞれ、熱き想いを持って夢に向かって進んいるのがいい。 前途洋々として感動する。 主人公の教授も早期退職し…
『月下のサクラ』柚月裕子 念願かない機動分析係となった泉の奮闘を描く。 記憶力に優れ、己が信じるものを貫く強さを持つ主人公のひたむきさが胸を打つ。 なんと強く逞しい存在なのだろう。信念の人。 自分の責任は自分でとります。そうしなければ、なにあ…
『カフェはじめます』岸本葉子 シングル女子が洋風民家に惹かれカフェを始めるまでの騒動を描く。 営業までに至る道のりが長かったが、表題が現在進行形だからか。 夢を形にするのは素晴らしい。
『為吉』宇江佐真理 呉服屋の跡取り息子だった為吉は幼いころ強盗に入られ自分だけ生き残るという経験をする。 北町奉行所の仲間となって地道に仕事に取り組む。 情に厚く肝の据わった為吉の苦労した分、人を裏切らない全うな生き方が描かれる。 為吉さん頑…
『人生を変えたコント』せいや いじめを乗り越えその経験を本にするという夢をかなえた 貴重な一冊の本。 もがきながら家族に心配をかけたくない思いを抱きつつ、 いじめに立ち向かっていく姿に涙する。 笑顔の中にこんな過去の悔しさや苦しみ悲しみがあるな…
『月まで三キロ』伊与原新 理系の要素がふんだんに説明されているが6篇、どれもが人間らしい情緒にあふれていて読みやすい。 硬質ななかでやさしさがあふれている。 だれもが持つ悲しみいきずらさを癒してくれる。 「月まで三キロ」「山を刻む」がよかった。
『荒地の家族』佐藤厚志 3・11の災厄から10年後宮城県亘理町に住む植木職人の生き方、苦悩を淡々と描く。 災厄から2年過ぎて妻を亡くし母の手をかりながら子育てをする。 仕事の合間にも亡くした妻を想い、再婚相手の死産した子を想う。 自分も半死半生…
『目でみる数字』 文字通り目でみでわかる数の本。写真で紹介されているのでとてもわかりやすく、身近なものばかりで楽しく役にたつ雑学本。 海岸から水平線の距離が5キロとは。もっと遠くに感じる。
『鴨川食堂』柏井壽 食の探偵事務所とは・・・面白い趣向。 第三章の鯖寿司の生きた鳥居が気になり、南国市の地主神社を検索する。
今年の陶芸作品 町の公民館活動で作陶を始めて3年目。 なかなかうまくいかずにいる。 型は少しマシになっても釉薬で失敗したりなかなか思うよにはいかぬ。 でも土わこねるのは無心になれて楽しい。 先月の通院日、左ふくらはぎの違和感の結果が判明。 エコー…
『半日村』斎藤隆介 山を背負っている村では陽が差さず半日村という。 この村にすんでいる一平は来る日も来る日も山を削り出しの土をふもとの湖に捨てていた。 その姿を見た周りの子供たちや大人も皆土を運ぶようになり、みんなの働きでこの村は陽が当たるよ…
沼津の千本浜まで釣りに行く。 釣果はなし。 道中朝霧高原で雪を頂いた富士を見る。 翌日、田子の浦まで行く。 「田子の浦ゆ・・・・・」の石碑はあるが 雲に隠れて富士山は拝めず。方向もいまいち定かでない。 でもしばらくすると雲の切れ間に恥ずかしそう…
『しふく弁当 ききみみ堂』冬森灯 人の想いを伝える美味しいお弁当屋さんの心あたたまるお話。 だれかが喜ぶいいことをする、日々そういう気持ちでありたおものだ。
『天上の火焔』遠田潤子 備前焼の窯元を舞台に連綿と繋がる伝統と人間国宝を祖父に持つ孫である城を主軸に親子間の確執を描く物語。 燃えさかる焔、その焔で強くなる備前焼。 愛と憎しみのなかでもがく城のたちの備前焼にかける思いが窯の中で昇華されれいく…
和カタラーナ ハロウィンに「ワライミライ」の和カタラーナを頂きました。 ほどよい上品な甘さで美味しかった。 入っていたカタログの商品案内もどれも魅力的でした。
『とにもかくにもごはん』小野寺文宣 うまくいってなかった夫との暮らし、その夫が交通事故で急死。 息子と残された波子は夫と最後の会話で こども食堂を始めるこを決心する。 実行力のすごさに感心。 こども食堂ぼボランティアや、食べにくるお客そてぞれの…
『貸本屋おせん』高瀬乃一 浅草で貸本を背負って貸し歩くおせんのお仕事小説。 粋で人情熱く、本を届けるために一生懸命。 ここにも活字が好きな人たちがいる!
成田山新勝寺 先日、千葉県を横断し成田から銚子、犬吠埼、屏風ケ浦へ出かけた。 かねてより行きたかった新勝寺に詣でた。さすが。お寺では全国一の初詣客でにぎわうのもうなずける。 でも帰路に寄った帝釈天の参道が風情がありこちらに軍配があがる。 帝釈…
『残照の頂』湊かなえ 剣岳、いいな!
『だいたいしあわせ』阿川佐和子 阿川さんの日々を紡ぐエッセイ。自作のイラストがまたいい。 無謀な望みは抱かずに一日一日が「ああいい日だったなぁ」と思って寝床につける これこそがだいたいしあわせだよね!
東京ひよこ、いろんな種類が販売されているんのね。 せんだって、修学旅行で東京にいった孫から上のショコラひよこではなく、「メープルひよこ」をお土産にいただきました。 すくないお小遣いの中から買ってくれたとは・・・・・ 有難くご馳走になりました。…
『7・5グラムの奇跡』砥上裕将 新人視能訓練士の失敗にながらも患者に寄り添い技量を獲得していく姿を描く。 長年、眼科にお世話になっているが、視能訓練士というプレートを付けた人はみたことがなかった。みんな看護師と思っていたが・・・間違えている…
『まんぷく』時代小説傑作選 6編掲載されており、梶よう子の『清正の人参』が楽しかった。 まんぷくにはならないが味わいがある。 清正の人参がセロリとは。江戸時代からあったとは驚き。
『それ自体が奇跡』小野寺文宣 若い共働き夫婦の夢を追求するお話。 お互いの理解と揺れながらも相手を思いやる気持ち。 出会い、結婚することが奇跡なのだと。 爽やかな物語。
『対決の記者』本城雅人 記者が追求する真実と正義。刑事の事件を追う姿勢。 なかなかの迫力。
『鹿男あおによし』万城目学 やっぱ、面白い。最高! エンタメ要素だけてなくいにしえの奈良の都の古代史にも触れられ飛鳥や天理市の黒塚古墳なども出で来る。 読後もさわやかですがすがしい。
『締め殺しの樹』河崎秋子 締め殺しの樹とは怖い表題。 北の大地、根室でしがらみにもまれながら、枯れたように生きて行った保健婦マサエと里子に出した雄介の生き方を描く。 しがらみで生き殺しのようになりながらもまっとに生き抜く。 引き取られた無体な…
『小泉今日子書評集』小泉今日子 10年間に読んだおすすめの97冊の本の書評が掲載。 いいな! その中で井上ひさしの「十二人の手紙」を読んでみたいと思う。
『銀色のステイヤー』河崎秋子 人馬一体となった競走馬を愛する人たちの世界を描く。躍動感ある物語。 お金が飛び交うレース。馬主、そのレースに勝つため一体となって臨む調教師、騎手、そして生産牧場の人々の姿を追う物語。 馬の気持ちも良く表現されてお…