2022-07-08 余韻が残る 本のこと 『あなたという国』ドリアン助川 ニューヨークでミュージシャンを目指す日本人の拓人と脚本家を夢見る韓国人ユナ。国籍の壁を越えやっと理解でき、拓人が夢がかなうライブを迎えるまさにその日、9・11の惨事にユナが巻き込まれてしまう・・・・、そして、拓人も。 自由と偏見、人種、国籍の壁。若者たちのひたむきな追い求める夢と愛。 いろんなものが詰まった物語。細かく丁寧に描かれれいて言葉に表せない。 余韻が残る。