『エンディングドレス』蛭田亜沙子
『凛』が面白かったので借りてみた。
最後は身分らしく、自分に合う死に装束を縫う変わった裁縫教室。
夫に先立たれた主人公は、夫の後を追いたいと願い死ぬ準備をしょうとして裁縫教室に
通い始める。
その教室される課題にとりくんでいくうちに、自分を見つめだし、生きるパワーを取り戻していく。
いい物語だった。
人生はミシン目のようにまっずくに規則ただしく進むものじゃない。
手でちくちくとひと針ひと針縫ったなみ縫いのラインみたいに歪んでいたり。うねっていたり。