徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

あっぱれ、浪花の豪商

天下、なんぼや。

吉川永青さん、初めて読みました。

鴻池財閥の話がよくわかり、面白かった。

戦国武将の子が商人になり艱難辛苦を乗り越え豪商になるまでを描く。

浪花の商人は、「儲かりまっか」が挨拶というけれど、儲けることばかりを考えてはいけない。

真の商人の姿がある。

「仁」の心を持った鴻池真六。

そして、堪忍、寛容の心を併せ持つ、あっぱれな浪花の豪商。

大河小説にぴったり。