徒然3行かもしれない日記

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介護より介抱のほうが優しいかも

銀の猫

『銀の猫』はお江戸の訪問ヘルパーを主人公にした人情物語。時代は違えど抱えている問題は現代社会と同じだ。

死ぬ時は皆、独りです。たった独りでその恐ろしさに耐えるんです。それだけはいかに孝行な子がいても、誰も代わってあげられない。だからそばについて手を握り、言葉を交わします。精一杯、笑って、大丈夫だよと声を掛ける 

 美しい看取りの姿であり、人は必ずその時を迎える。

主人公のお咲の人を包み込むような介抱は素晴らしい。

おぶんさんの生き様もまた心を打つ。

『往生訓生き生き楽楽介抱御指南』いいな。