徒然3行かもしれない日記

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高島屋だったのか

花になるらん: 明治おんな繁盛記

『花になるらん』はなかなか面白い小説だった。

 

ご寮人さんのあざながががとは、レディガカを思い浮かべながら読んだ。

ガガガッとがむしゃらに生きるのや

何もかも灰になったその日でも、うちらは生きていかなならんのやもの 

ががさん、ほんとあっぱれ!

最後の最後百貨店の包装紙のくだりでモデルが高島屋だとわかった。

夫にも裏切られながらも、薔薇のような、美しい鮮やかな人生を切り開いた女性の繁盛記であった。