2022-06-14 今日も幸せ者でした 本のこと 『にぎやかな落日』朝倉かすみ 83歳、おもちさん。持病が悪化し、離れて暮らす娘から施設に入居することを薦められる。 加齢とともに日常のささいな動作が上手にできなくなる。 心と体がついていかず、心もどこかに置き去りにされていくような・・・・ そんな老境の心情を切々と描く。娘がいていい嫁さんがいて・・・にぎやかだ。 おもちさんのように今日も幸せ者でしたと一日の終わりに思いたいものだ。