徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

ラジオとともに

ラジオ・ガガガ

『ラジオ・ガガガ』はラジオに纏わる六話の短編集。

第一話の「三匹の子豚たち」と六話の「音にならないラジオ」がよかった。

自分は思っていた以上に不器用な人間だった。人に何も言ってなかった。何も伝わっていなかった。だけど、今それを言わなかったら、今までと変わらない。

やっと、それに気がついた。 (第一話)

 いくつにになっても、意思があればこそ。

第六話の主人公の脚本のかける熱い想い、P256がいい。

 

「やってみなはれ」

琥珀の夢 上 小説 鳥井信治郎

琥珀の夢 下 小説 鳥井信治郎

琥珀の夢』はサントリーの創業者、鳥井信冶郎の夢に向かって邁進する姿を描いた小説である。

さずが、創業者ととばれる人はすごい精神力の持ち主である。

人が休んどる時に懸命にやれるかやれんかが商いのわかれ道やよってな

 とあくなき追求をする。

そしてリーダーとして、奉公人やその家族まで大切にする。

”やってみなはれ ””常に何か新しいことに挑戦せよ”

というチヤレンジ精神が企業家にとっては重要なのだろうう。

文章も勢いがあり、読みやすくさくさくページがめくれる。

遅まきながらサントリーの意味がわかりました。 

足湯巡り?

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群馬方面、中之条ガーデンのハーブ園をめざす。

温泉王国だけあって道の駅には足湯。

最初は物議を醸した八ッ場ダム近くの八ッ場ふるさと館。

造成工事が進みダムが完成したらさぞ来客数がふえるだろう。ここの足湯は貸切。

 中之条ガーデン、ハーブは少なく、残念だったが紫陽花は見頃で美し。

ついでに伊香保温泉へ。

石段町の足湯へ。鉄分の多い湯でした。

中之条の足湯とあがつま峡の道の駅で都合4つの足湯を堪能しました。足湯巡りのつもりはなかったけれど。

車の中にはいつもタオルを常備が鉄則。

 

塀の中

獄窓記

『獄窓記』は、政策秘書給与流用事件を起こし実刑判決を受けた元衆議院議員が獄中生活わ赤裸々に綴ったものである。

興味深く読ませてもらいました。

今後の人生、常に反面教師は自分の中に存在しているとういことを肝に銘じながら、焦らず衒わず愚直に生きていきたいと考えている。 

           

旅の終わり

 

旅涯ての地―DOVE UN VIAGGIO TERMINA

旅涯ての地―DOVE UN VIAGGIO TERMINA

 

 『旅涯ての地』は題名に惹かれ借りた。

マルコ、ポーロ族が出てきたので、東方見聞録的なものかと思っていたら、宋人と倭人の血を引く奴隷の夏佳と一途な善き人、マッダレーナとのイコンをめぐる壮大な西への旅の物語。

 宗教色が強く、異端の話が多く、なじめずななめ読みになった。

でも、いい言葉は随所にみられた。

皮肉な話だが、晴れの日が続けば、雨が降る。それだけのことだ。

人の心は水のようなものだ。毒を流されれば汚れるし、大きな岩に阻まれば思わぬ方向にの逸れていく。人生にはさまざまなことが起きる。

人生とは不意打ちの連続だ。

心の安らぎを求めて、東から西へと旅をしてきた、夏佳。

最後に、山の彼方でイコンを触れる手に安らぎを見出す。

大作には違いないのだらう。

 

 

マンマン・ゾウ

 

のろのろ歩け

のろのろ歩け

 

 『のろのろ歩け』は、北京、上海、台湾を舞台にした3つの物語。

のろのろ歩けは中国語で、慢慢走(マンマン・ゾウ)

人生、のんびり行けやとうことが言いたかったのかな。

3つ目の「天燈幸福」の台湾の物語が一番面白く、旅情を誘う。仙人術のおじさん最高。

 人生とにもかくにも、人との出会いが扉を開く。

 

ぶさかわ

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ナナの編みぐるみを作った。

うまくいかなかったけれどそれなりに、毛糸だからなんととかなる。

ひいきめにみてぶさかわ。

 

編み犬の毎日 Ami Ami Dogs

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