徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

お仕事小説

きみの正義は 社労士のヒナコ

『きみの正義は』水生大海

社労士2年目の前向きで頑張り屋の主人公の活躍を描くお仕事小説。

読みながら労働問題がわかる。

らせん階段を行くように少しづつ進んでいる

(略)次の春にはもっと上にいこう。

もっと多くのものを見ていこう。

若いっていいな。しがと

 

 

今日の人生

今日の人生

『今日の人生』益田ミリ

本音満載、飾らない今日の人生が面白い。

この本、コマ漫画を読む私の今日の人生。

なんかむなしいとという日は<むなしさ>を味わうという作者に共感しようと思う。

線を描くことは生きること

線は、僕を描く

『線は、僕を描く』砥上裕将

生きる気力を失っていた主人公が水墨画の巨匠に見いだされ、多くの人と出会うことで才能を開花させ生きる意味を見出していく。

美しい水墨画の世界を描く。

墨の濃淡で心や命を表す。

美しい小説だった。

仕事は愉快にやらなきゃね、上機嫌にね

広告の会社、作りました

『広告の会社、作りました』中村航

有望コピーライターと若手デサイナーが愉快に上機嫌にをモットーに会社を立ち上げ大企業を相手にコンペを勝ちとるお仕事小説。

さくっと読めて前向きになれる。

仕事も人生の愉快に、上機嫌のやれたら最高。

すごい世界観

 

象牛

『象牛』石井遊佳

わからない世界観。想像力の賜物なんだろうな。表題より「星曝し」の風習が面白かった。七夕の夜に家財道具星に沁みついた垢、けがれをおとす。

そして死者との交流のあるふしぎな星曝し。家族の交換もなされるという・・・すごい星曝し。

すごい世界観。