徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

かたばみ

かたばみ (角川書店単行本)

『かたばみ』木内昇

戦後中から戦後にかけて寄り添いながら一生懸命生きる2家族姿を描く。

代用教員をしながらおさななじとの恋にもやぶれ下宿先の息子と結婚する。そしてよりにもよって戦死したおさななじみの息子を養子に迎え家族となる。

血縁がなくともも「かたばみ」の花言葉そのもの母のやさしさや父の愛情を受け育つ息子。

素敵な2家族。良質な物語。