徒然3行かもしれない日記

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まだ出来ることはあるのだ。 だれにでも

見えない星に耳を澄ませて (角川書店単行本)

『見えない星に耳を澄ませて』香月夕香を読む。

音楽療法士を目指すピアノ科の葛藤を描く。

母親の一方的な思いと亡くした兄を今でも生きていているように想う主人公。

心をやんだクライアント。

人生はままならずそれでも前に進んでいかなければならない。

息苦しい物語だっだが、彼女にはピアノがある。

まだ出来ることはあるのだ。その儚い望が。