徒然3行かもしれない日記

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父と子

霜月記

『霜月記』砂原浩太朗

18才の草壁総次郎は失踪した父の後を継いで町奉行となる。

父の失踪の原因とは?

名判官といわれた祖父とともに殺人事件とその裏に隠された家老の不正をあばく。

おのれもふくめ、ほとんどの者半端な決断を積みかさね、どうにか日々をしのいでいるのだった。

父と子の親子関係の修復物語。

清々しい読後であった。