徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

人生の指揮棒は好きに振ればいい

 

フリーランスぶるーす

フリーランスぶるーす』は30歳のフリーターが一念発起、あこがれていた広告、雑誌業界に足を踏み入れフリーランスとして生きていく半自伝的小説。

だから、業界のことに詳しく、話は進んでいく。

居酒屋さくらの大将の

 辛いこと半分、嬉しいこと半分、でもて辛いことがあったから、今日までやっって来れたんじゃねぇかな。

(略)辛いことに慣れた方が得だ。

第一、いつも辛けりゃこんな小っちゃなことでも嬉しく感じられるだろ

 の言葉は重みがある。

人生の指揮棒は好きに振ればいい。

されど人生は喜びの限りへと向かう旅である

より高く飛んで、飛び越えて進んで行こうとする作者の思いが伝わる。

自分の一度しかない人生、自分で指揮棒を振らなくては・・・

 

あぁ残念

今朝の冷え込みで玄関先に置いていたジャコバサボテンが凍みてしまった。花芽をつけていて程よく広がっていい塩梅になっていたのに。

置き場所変えないとと思っていた矢先に。

復活しないだろうな。あぁ残念。3年目だったのに。

 

 

 

すべてのことは必要なのだ

学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで

『学校に行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』は筆者の心が赤裸々に綴られている。悶悶とした苦しい日々が(他人がそう簡単に一言でいってはいけないと思うが)淡々と語られている。カミングアウトしたことで、またそれを最高の形でアニメ脚本に仕上げたことが読みやすい文章になっているんだろうなと思う。

やりたいことが明確にあったから、それを乗り越え羽ばたけたのだろう。

ファンタジックミステリー

さまよえる古道具屋の物語

『さまよえる古道具屋の物語』は古道具にまつわるほのぼの系の話の単編小説集と思って読み始めたら、どんどん繋がっていき、一度は奈落の底まで行き着くような展開もあるが、みんなが必要な古道具を手に入れ幸せをつかもうとする希望のファンタジックミステリー。

生きているだけで、上出来なのだ。

生れて来ただけで、勝ったも同然なのだ。

と思えれば、生き安かろう。

何度でも修理したらよろしいのよ

何度でもやりなおせばいいのだ。 

 

お遍路さん

 

慈雨

『慈雨』は定年退職した警官が、夫婦ふたりでお遍路をしながら、正義を貫けなかった重たい過去と真正面から向き合う小説である。

「人生はお天気とおなじ。晴れるときもあれば、ひどい嵐のときもある。

 

ずっと晴とっても、人生はようないんよ。

日照りが続いたら干ばつになるんやし、雨が続いたら洪水になりよるけんね。晴の日と雨の日がおんなじうらいがちょうどええんよ。

はんまにそうやなと思う。そして、その雨が優しく降り注ぐ、慈しみの雨なら最高。

 

 

うなぎおいし・・・

うなぎ女子

『うなぎ女子』は店のメニューから単編が作られ、味わい深い小説である。

うなぎとは、作者にとって心を満たすあったかい一番のごちそうなのだ。

だけどね、大人は隙間だらけだ。いやなこと、知りたくないこと、受け入れたくないことばかりで、心が冷えて縮んでしまう。泣いてもわめいても、現実はおろか、気持ちさえ変えられない。だからときどき必要なんだよ。心をいっぱいにしてくれるごちそうが。

 店でうなぎを食べたことのない私に心を満た

てくれるごちそうとはなんだろう?

冷凍室にうなぎのかば焼きがねむっている。

そろそろ食べなきゃ。

 

児童書だ

奮闘するたすく

『奮闘するたすく』は、デイサービスの介護施設を舞台に、介護、看取りなど重たい題材を扱っているのだが、小学5年生の目線で書かれいるので、大人には物足りないが、児童書としては、いいところをついている。

経済連携協定でのアジアからの介護士の受け売れをふまえ、インドネシアからきた一生懸命真摯に働くリニさんを登場人物に加え介護現場の現状をよく取材している。

その反面、子ども達に食事の介護まで経験させているとは・・・・実際このことも、取材先であったことなのかな?ちょっと?

「恩着せがましい介護をしてはいけない」は基本の其。「人間、ぜってー、死ぬんだよな」「でもそれまでは、生きてるし」と子どもに言わせたのはいいな。

今度は大人目線で介護現場を描いてもらいたい。