2017-04-25 世界は音で満ち溢れている。 『蜂蜜と遠雷』は綿密な取材(10年だとか)をした、作者の想いがこもった小説。直木賞と本屋大賞二冠をとった人気本。 自分自身とはかけ離れた世界の話だったが、 音楽の神様に愛された天才たちのせめぎあい、面白かった。 音を言葉で絵にする作者の筆力もすごい。書きながら、頭の中には遠雷のように音楽が流れているんだろうな。