『くまのプーさん心を見つめる言葉』
かわいくていい本なのに、論語本文が一緒に記載されていないのがすご~く残念。
もったいない本だ。
『竜と流木』を読了。
動物の種を残すという本能はすごい。
そして、人間のエゴも。
生態系を狂わせるとどんなことになるのかを思い知らされる。
予測不可能なことだったのだ。そんな過ちを人間は一生の間にいくつかは犯すものだ。肝心なのは、その結果に責任を持ち、自分の手で収拾することだ、と
主人公の父親の言葉は最もで、また、息子を手助けする姿もいいなと思う。
過ちを攻撃するのではなく、みんなが協力的で、悪者が登場しないのもすごい。
その分、毒を持っている黒とかげが恐ろしい。
参考文献がないのが残念。
ごみ筏に乗って種を残そうとする生き物がいてもおかしくはない。
『あなたの空洞』は震災後のキズを負った人々のそれぞれの行き様を描いた短編集。
こてを読んで『でんでんむしのかなしみ』を思い出すた。
悲しみはだれにでもあるということを。
でも未曾有の地震を経験したことの人たちの深い深い悲しみはその人たちでないとわからないだろう。
『あなたの空洞』のなかで
『母を砕く日』が良かった。
「忘れてあげることも供養のひとつ」という言葉は、これはしっかり故人を愛してきた人だけにあたえられる言葉だ。
自分自身も海か山に散骨してもらうのがいいな。
でも人にゆだねなければならないので迷惑かも。
終活考えなくては・・・・・