徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

豪快アッコちやん

『幹事のアッコちゃん』はさくさくではなく、ぐいぐい読める。 人を育てることに長けていて、豪快で、こんな人が上司にいたらと思う。部下の長所を伸ばし、一皮剥けさせ成長させる。最後はやはりランチのアッコちゃんの戻るとこなど、最高。 無駄なことをた…

万城目ワールド炸裂

一見して引いてしまうような表紙だが、神様の世界と人助けの新喜劇ではなく、神喜劇。 苦しい時の神頼み。きっと優しい神さんばかりでお願い聞いてくれるんやろね。 万城目ワールド炸裂。おもしろく、心温まるお話でした。

さわやかな

『カンパニー』はなかなか面白かった。 バレエの世界はなじみがないがぐいぐい引きこまれていった。 努力、情熱、仲間。 こも3つが揃えば無敵がということを見事に証明してくれる。 読後もすごくさわやかだった。

久しぶりです。村山由佳さん。

久方振りに村山由佳を読む。 初期の作品は良かっただんだん、恋愛がドロドロしてきて読めなかった。 この作品はブラック企業に勤め過労自死してしまった息子の名誉を守るためめに訴訟を起こす社会派小説。 追い詰められていく息子の姿や両親の子を思う切々と…

魔法のひとこと

西加奈子の作品に出てくる人たちは、みんな個性豊かなよう。 『おまじない』は短編集なのでわりとストンと入ることができた。 「孫係」が一番おもしろかった。 私たちはこの世界で役割を与えられた孫係ぞ

終活小説その2、墓じまい

シビアな問題の墓じまい、終活を考えるにははずせない切実な問題だ。 エリートサラリーマンの愛人問題は、勝手だなと思う。 愛人問題が発覚しばればれになった所から、事態は急降下。へんな流れになり???? 思わぬ展開に。 それでも、現代社会のお墓事情…

フチプアコトリップ

行ってきました。 コンニャクパーク。 アジアンティストのちょこっとしたリゾート気分も味わえるような足浴。足を浸しながらのんびり食べる生こんにゃく豆乳ソフトはヘルシーで美味しかった。 こんにゃくずくしのバイキング、やきそばが一番だっだ。 小幡の…

終活小説?

『泣きかたをわすれていた』を読みながら、これは私小説だなと思った。 思いを赤裸々に表現しつつ、読み手をうまく引き込む。 愛する人をきちんと見送ってこそ、最後に自分の終活をやり終え、やっと安堵の涙する。 みごとな生き方がここにある。

仁の人

『玄鳥さりて』はひとへの思いの深さをテーマに武士が命がけで大切な友を守る歴史小説。 他人の誹りをうけようとも、ただひたすらに友、圭吾を守ろうと矜持ある生き方をする剣の達人、六郎兵衛の生き方は誇り高く美しい。 まさに仁の人。 この物語は美しく切…

江戸時代の百均

小学生のころ、私はそろばん塾にいっていた。 昔はわりとオーソドックスな習い事だった。 「ご破算で願いましては」とよく耳にしたものだ。 この言葉がなんとはなしになつかしくて手に取ってもた。 江戸時代にも百均のような店があったとは知りませんでした…

心温まる本

北海道の元炭鉱町の過疎の向田理髪店の人のいい店主を主人公にした6編からなる物語。 静かな町にも色々事件が起こる。それを大家族のように解決していく暖かい人情話。 6章目がどういう展開になるかとおもったがうまくまとめられていた。 若いものたちが頑…