徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

江戸時代の百均

ご破算で願いましては―みとや・お瑛仕入帖―(新潮文庫)

小学生のころ、私はそろばん塾にいっていた。

昔はわりとオーソドックスな習い事だった。

「ご破算で願いましては」とよく耳にしたものだ。

この言葉がなんとはなしになつかしくて手に取ってもた。

江戸時代にも百均のような店があったとは知りませんでした。

文庫本ではなく、単行本にこの本の帯にあますことなくこの本の紹介がされている。

ご破算はこれまでのことは一切切り捨てるという意味がある。さぁ、これがら新しく始まりますよ

いやなことがあった時はこの言葉を唱えれば、前向きになれそうな気がする。

そして、丁寧な言葉遣いだと改めて思う。