小学生のころ、私はそろばん塾にいっていた。
昔はわりとオーソドックスな習い事だった。
「ご破算で願いましては」とよく耳にしたものだ。
この言葉がなんとはなしになつかしくて手に取ってもた。
江戸時代にも百均のような店があったとは知りませんでした。
文庫本ではなく、単行本にこの本の帯にあますことなくこの本の紹介がされている。
ご破算はこれまでのことは一切切り捨てるという意味がある。さぁ、これがら新しく始まりますよ
いやなことがあった時はこの言葉を唱えれば、前向きになれそうな気がする。
そして、丁寧な言葉遣いだと改めて思う。