徒然3行かもしれない日記

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ホータロー

いまさら翼といわれても 「古典部」シリーズ (角川文庫)

『いまさら翼といわれても』米澤穂信

シリーズものだとはつゆ知らず読み始める。 

ホウタロウの理詰めに物事を考える高校生の姿に関心する。

何事にも積極的に関らないことをモットーにホウタローの生き方が不思議な描かれ方をしていると思った。が、ホータローの過去が明らかになるに謎が解き明かされる。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければならないことなら手短に」

と思うようになったのかを。

ホウタローは名前のごとく心優しき思いやりのある人なのだ。

事件の解決よりホータローの立ち位置に目がいってしまった。