徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

少女A

我らが少女A

一人の女性の殺人事件から、過去の未解決事件が動き出す。

未解事件の関係者たちが、その女性、当時は少女A。

群像劇のように、関係者から少女Aが語られていく。

年月を経て、わだかまっていたもの、しこりとなって残っていたものにスポットがあてられ、過去にひどいことが起こっても、新たな関係が始まり、みんな前に進んで行こうとする。

少女Aが殺人を起こしたのか、否か明確な答えはなく、その理由もわからず、なぜ、殺されたのかもあいまいだったが最後まできちんと読ませる。

立ち止まって過去を振り返ることの大切さを知る。

浅井忍が交通事故で死んでしまうはとても残念でいたたまれないな。

 

待ってました。

我らが少女A

『我らが少女A』高村薫

刑事ものから作風を一変させたいような高村さん。

待ってました、。帰ってきた、合田雄一郎さん、加納祐介さん。

読み始めは硬質な文章で、こんなだったかな?読みずらいなぁと思いつつ、

ふたりとも感じが変わったかな?まぁ、年月も経てるし当然か、という思いも抱きながも半分読み終えた。やっぱ面白い。

(途中報告まで)

 

みんなの幸いを

あたしの拳が吼えるんだ (単行本) 

『私の拳が吼えるんだ』山本幸久

小学四年生の女の子が、弱いものいじめをする上級生を一発殴りたいという正義感からボクシングを始める。

いつのまにかボクシングにのめり込みまわりの人の気持ちも前向きにしていく、ホットなお話。

すごい小学生がいる!!

また登場する保育園児もなかなか迫力がある。

この物語にも宮沢賢治が登場する。

一生懸命やっていれば、みんなを幸せにする。

美しい糸、ホームスパン

雲を紡ぐ (文春e-book)

『雲を紡ぐ』伊吹有喜

父の祖父母の手による宮参りのお祝いのホームスパンの赤いショール。

いじめから不登校になっていた高校生の美緒はそれにくるまっていると安らぎを覚える。が、教師の母親はそれをよしとはせず、処分してしまう。

そんな家を飛び出し一人、ショールにつけたれたタグを頼りに行ったことのない祖父の工房、盛岡に行く。

宮沢賢治の言う「きれいにすきとおった風」や「桃いろのうつくしい朝の光」に美しい空気に満ちた盛岡で。

手始めに自分でショールを作ることをすすめられ、ホームスパンの工房で見習いをする。

祖父に導れながら、自分の好きな物、好きなこと、好きない色など、懸命に自分の夢や道をみつけようとする。

「切れてもつながる。切れた糸と新しい羊毛を握手させて撚りをかけるんだ」

「大事なものののための我慢は自分を磨く、ただつらいだけの我慢は命が削られていくだけだ」

「羊毛や布地は柔らかい。そういうものに日々触れていると、相反するものに触りたくなるんだ。冷たくて固いもの、つまり石だ。指の感覚が研ぎ澄まされる・・・」

職人の丁寧な仕事と盛岡の澄んだ空気感と岩手山。そして宮沢賢治

美しい小説。

祖母の想いは孫へと受け継がれていくのだな。美しい一本の糸のように。

 

夢や願いをサンドする

語らいサンドイッチ

『語らいサンドイッチ』谷瑞恵

サンドイッチは、夢や願い、期待、未来をはさみながらつくられる。

姉妹が営む美味しいサンドイッチやさん。

ほんわか優しい物語。

 

 

パーワースポット 群馬編その2

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榛名神社は参道が長く、本殿は岩にとっついているような神社。

神域が広くまさにパワー全開のような。

f:id:every-happy-day:20201101205254j:plain榛名湖の近くにこんな神社があったなんて・・・

漆塗の工事中で残念だったが一見に値する。

本殿にお参りを済ませ、途中にある茶店で一休み。

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こんにゃくおでん。たれが8種類から選択できる。迷わずクルミ味噌に。

100円で最高。

榛名神社上々でした。

箱根プチ旅

高速に乗って一路箱根口を目指す。走行距離320キロ。

そして、箱根湯本駅前のさがみや。お目当てのナッツウェゼルをゲット。

思い設けすぎたせいか、美味しいのはおしいのだが、もっと美味しいと思った。

一番の大涌谷へ。

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おきまりの黒たまごを食す。

手が黒くならないのが不思議。これで、あと7年は長生きできるかな。あと7年あれば十分。

芦ノ湖畔を南下し箱根神社へ。参拝客の行列越しに頭をたれる。

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ここでも写真待ちの行列。

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箱根の関所をさらっと通り抜け。

暖かい秋の日の箱根プチ旅。

帰路は芦ノ湖スカイライン箱根スカイラインを経て御殿場経由。

元箱根で、パンプレットに乗っっていたかまぼこやさんに寄ろうと思ったが、見落としていまい、あげかまぼこを買うことができず残念とおもいきや、帰路の御殿場で小田原のかまぼこやさん鈴廣の支店がありそこで天ぷらを購入。

さすが小田原産。美味しかった。

全行程、630キロ。