徒然3行かもしれない日記

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行旅死亡人

ある行旅死亡人の物語

『ある行旅死亡人の物語』武田惇志、伊藤亜衣

アパートで女性が現金3400万円を残し孤独死。身元不明。

警察も探偵もたどり着けなかった女性の身元を記者2人が解き明かす。

取材力の高さに圧倒される。

身元がわかってもこの女性が人生の後半をなぜ人と関わらずに生きてきたのか?だれのために多額のお金を残したのか?と思わずにはいられない。

それでもこの記者りちのさんたちの熱意が実をむすんで良かった。

人が生きてきた痕跡、証はだれにでもあるのだ。