徒然3行かもしれない日記

日々のこと、身体のこと、本のこと。気になることがあればコメントしてみてください。

願わくば桜の下で

春に散る  上

春に散る  下

『春に散る』は新聞小説であったそうな。

作者はルポライターから完全に小説家になったのだろうか。下巻はさくさくと楽しく読ませてもらった。

主人公の人生の仕舞方は美しい。散り際の桜のように。

「正しき人になってください」という会長の言葉通りに晩年を生きたのだろうと思う。

「おはよう、おやすみなさい。いただきます、ごちそうさま。行ってきます、だだいま。ありがとう、ごめんなさい。この八つの言葉が言えれば、集団生活は円滑にいきます。」・・・・・・・

とりわけ会長の真田がうるさかったのは「ありがとう」と「ごめんなさい」についてだった。「きちんと礼を言う。きちんと謝る」

 

 まさに基本中の基本。人が人である魔法の八つの言葉。

答えがみつからない

最初の質問 (講談社の創作絵本)

『最初の質問』美しい詩の絵本である。水彩の優しいタッチの絵が添えられて、詩によくマッチしている。

初めて読んだときは質問に答えられなかった。

今でも全部に答えがでるわけでもない。

 

人生の材料は?

いちばんしたいことは何

 

と、自分自身に問いかけている。

 

 

 

未来へ

罪の声

 『罪の声』は自分が記者になったかのように読める

面白い小説。ノンフィクションのように思ってしまうほどである。

真実を知ることは残酷である。

でもそれが新しい未来につなげることで、真実を確かめる記者の生き様が素晴らしい。

 何もしらずに声を使われたもう一人の主人公。

「未来に進もう」ということばは力強い。

最後に救いがあるのは、読に終わってほっとする。

 

 

おいしいもん

【551蓬莱】豚まん・焼売セット(豚まん×10、焼売×10)

 

豚まんを食べた。

いつもとパケージが違うなあと思い、形も摘まんだあとはないと思いつつも。

食べると皮も肉餡もおいしくない。形からして違うのだが。皮の弾力も味付けもいまひとつ。よくよく見るとちがうもんだった。

赤箱の551がやっぱりおいしい。こんなに味が違うのに商売できているのは、好みが千差万別だからか。

どっちが本家なんだろう。

おいしいもんたくさん食べたいな。

 

<肉まんを ほうばりながら 冬さりぬ>

 

安物買いの・・・・

先日プリンターのインクカートリッジを買った。

純正ではなく、安いほうの。

前回、1色変えたときは普通に使えたので迷わず、安い方にしたのだが。

交換して白紙で印刷されたのにはビックリ。

何度がベットクリーニングをして印刷できるようになったが発色はまだいまいちのような。

目詰まり印刷を何度がするので確実に

 

インクの減りが早いような。

何のために安いものを買ったのか。

安物買いの銭うしないだ。

薬ならジェリック、食品ならみなさまのおすみつきを買っているのに・・・・・

とほほ。

それにしてサポートセンター電話混んでる。

苦情多いんだろうな。

こんなもの扱ってていいの?大型電気店さん。

 

 

てっきり!

粘菌生活のススメ: 奇妙で美しい謎の生きものを求めて

『粘菌生活のススメ』ねんきんと聞けば年金しか思い浮かばす、それに生活とつけばつつましく過ごす極意を紹介する本かなと思う。それだけに、題名につられてしまう人も多いかも。

粘菌の名前は○○ホコリといってかわいい音感の名前だなと思ったのが、よくよく考えてみると埃のことであるらしい。かわいい名前と思うのは私だけなのかな?

ちなみに、表紙のピンク色の粘菌はマメホコリ。

自然界は奥深い。海の底には道具が必要でいけないが、粘菌ワールドなら探せそう。

それにしても面白い生き物?植物!

いやいや、粘菌だ。