徒然3行かもしれない日記

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扉をひらく音

その扉をたたく音

『その扉をたたく音』瀬尾まいこ

29歳、ミュージシャンの夢を捨てきれないまま、ニートで踏み出せないままでいた青年。

演奏に訪れた老人ホームでサックスの音に引かれ、人生が動き出す。

サックスとウクレレの音、そして親しくなった入所者のばあさんに背中を押され一歩踏み出す。

認知症の高齢者でも若者の背中を押してやることができんだと思うと、この本を読んで励ませられる。