2016-12-05 線香花火から火花 本のこと 『夜を乗り越える』を読んで又吉さんが、ピースの前に「線香花火」とうい漫才コンビだったということを知りました。淡くて優しく一瞬の輝きの線香花火。 それが『火花』によってスターマインの打ち上げ花火になり、一貫しているんだなあと思いました。次はどんな花火を打ち上げてくれるのだろう。本を武器にして。 読んで、読んで語って書く。言葉を紡ぐ職人となって。 「なにもないことを武器にできる」という逆転の発想。それを強みにつらい夜や独りの夜を、ともかく乗り越え明日へつなげていく。