2018-05-12 傀儡 くぐつ 本のこと 久しぶりに坂東眞砂子の本を読んだ。 『傀儡』は難解だったが、人は「目には見えない道を進んでいかなければならないこと」や、どんな災難やつらいことがあっても、「何とか生きて」いき、「人は別れ、出会う」ことができるのだ。 どんなにつらくても、春はおとずれる。 併せて、未完の絶筆小説『眠る魚』。 もう新たな作品が紡ぎだされることはないは残念だが、 いままでの労作は読みつづけられるのだろう。