『カレーの時間』寺地はるな
カレー会社勤務しカレー大好きな祖父。頑固で不器用、一見融通の利かなさそうな・・
祖父と潔癖症でた与えられたものを最大限に生かしささやな幸せを感じながらいきていくことを一番の願いとする優しい孫が同居するはめになる。
この祖父には娘三人がいるがみんなにけむたがれている。
孫が祖父のレトルトカレーのアレンジする。これがまた美味しそうでカレーの時間が流れる。終戦後の祖父の姿と現在がカレーを通して繋がる。
孫が祖父と母親たちの橋わたしをする。
人生も仕事も橋を架ける人がいなければ、繋がらない。
この本は美味しいカレーの時間だ。