徒然3行かもしれない日記

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流沙

流沙 上下巻(1980年)

 

何十年がぶりに、家にあった本を読んだ。

井上靖は好きな作家。

クシャン王朝を専門とする考古者とパリの住むピアニストが結婚。

それにまつわる愛の葛藤を描く。

舞台はトルコ、イラクパキスタン、パリ、イタリア、日本を駆け巡る。

そのたびにググル。

古代遺跡や名画など、居ながらにして確かめることができる。

愛情問題よりも、そっちほうが旅行気分で面白かった。

昭和の作品である、コロナ禍が落ち着いたらドラマか映画になれば、、令和の時代でも受けるのではと思うが。