2020-04-21 流沙 本のこと 何十年がぶりに、家にあった本を読んだ。 井上靖は好きな作家。 クシャン王朝を専門とする考古者とパリの住むピアニストが結婚。 それにまつわる愛の葛藤を描く。 舞台はトルコ、イラク、パキスタン、パリ、イタリア、日本を駆け巡る。 そのたびにググル。 古代遺跡や名画など、居ながらにして確かめることができる。 愛情問題よりも、そっちほうが旅行気分で面白かった。 昭和の作品である、コロナ禍が落ち着いたらドラマか映画になれば、、令和の時代でも受けるのではと思うが。