徒然3行かもしれない日記

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感謝の気持ち

小説家の姉と

『小説家の姉と』は優しい文体で書かれていて、女性が書いた作品みたいだ。まあ作家だからどのようにも表現できるだろうが。

心の残る文章(言葉)がある。

「親に感謝したりするのは、やはりそこから、生まれ育った場所から離れてからなんだ。そしてそうやって感謝できるってことは、自分をまともに育ててくれたんだなって思ってそこでも二重に感謝するんだ」

 

感謝の気持ちが少ない人はまともに育たなかったからだと思えば、納得できる気もする。

親でなくとも、あらゆるものに感謝の気持ちを持ってそれを表すということは、大事なことだ。